CONCEPT
JV創発会議の基本理念
JV創発会議のコンセプト『AAP-C』
JV創発会議では、「A:安心・A:安全・P:ポジティブ」な状態を継続する事が一番重要だと考えます。
自分自身が「F:不安・K:危険・N:ネガティブ」の状態にある時、それは周囲に伝わります。
ですから、まずは自分自身がAAPの状態である事が必要です。
とはいえ、自分ひとりでAAPの状態を保つことが難しい場合もあります。
そんな時、AAPが保たれているコミュニティーに身を置くことで、身心のバランスを回復することができます。
自分と環境は密接に影響し合っています。
まずは自分自身のAAP、もう一つはチーム内のメンバーとチーム全体のバランスを含めたAAP、この2つの視点が大切です。
A:安心(Peace of Mind)
心の平和。
全ての局面で「恐れ=過去の記憶に対する恐怖」「不安=未来に対する恐怖」「気がかり=現在の明確に言語化できない恐怖」がないこと。何らかの「恐れ」「不安」「気がかり」がある時は、コミュニティーで共有することで解消し、安心が取り戻せます。
まず、始めに意識するのは「気がかり」を無くすこと。ちょっとした気がかりでも、共有して解決することで、ビジネスやチームのパフォーマンスが上がります。
A:安全(Safety)
ビジネス上、身体上あらゆる場面で「痛み」「不調」「アクシデント」がないこと。「アクシデント」は、いいこと悪いことも含めて「思いがけない出来事」と定義します。自分や自分の周囲に嬉しいアクシデントが起こった場合も、何か自分自身に危険性がないか、環境が揺らいでいないかということに意識を向けてみるのが安全を高める第一歩です。
最高のチームの条件は「心理的安全性」が担保されているということだと言われています。「安全」の定義を知っておくことも非常に重要なことです。
P:ポジティブ(Positive)
肯定的であること。
ネガティブなことを言ってはいけないという意味ではありません。進んでいたところから戻っても、逃げ出してもかまいません。そのことについても、肯定的でいるのが重要です
それは自分に対してもそうですし、人に対しても場に対しても「そういうのもありだよね」「なるほどね」と言えることです。
ポジティブな状態になると、行動がスムーズにスタートし、楽しく継続し、目的に向かって近づいて行くことができます。
C:継続(Continue)
AAPを追求し続けること。
「AAPだから言うのやめました」「AAPだから何を言ってもOK」などという固定された考え方がAAPを劣化させることになります。「AAPの状態を維持しながら伝えるにはどうすればいいか」を考えるのがAAPの質を上げていくことになります。AAPにこれで終わりはありません。常に考える、ずっと継続するのが重要です。
その他の「C」、「Community」「Communication」「Company」「Creativity」…などについてイメージするだけでも、AAPの質は高まってきます。